最近ではミニバンのモデル廃止が相次いでいます。
まずマツダではミニバンモデルを全て廃止にしています。
MPV、ビアンテ、プレマシーというようにかつてはまずまず人気があった車種を容赦なくモデル廃止としています。
今ではCX-8というオシャレなSUVタイプの7人乗り車を販売していますが、いわゆるファミリーミニバンとはかけ離れたイメージです。
今後はミニバンはほぼトヨタ系だけになるだろう
トヨタでもミニバンはすでにモデル廃止が増えています。
ウィッシュ、アイシス、そして今度はエスティマも生産終了の噂があります。
更にヴェルファイアのモデル廃止という情報もあります。え?どうしてという方も多そうですがこれはアルファードだけに集約していこうという動きのようです。
元々この二台は同じ車種で2代目から明確にアル・ヴェルとなった訳でミニバン車のシェアが低下していく中でまたもとに戻してアルファードに一本化するのではないか?という話です。
トヨタは現在の4つの販売店を統合するということですから現状のようなネッツ店専売車であるヴェルファイアというような形を廃止していくのは当然でしょう。
2019年にヴィッツ(※現状ではネッツ店専売車)もついにヤリスと改称してモデルチェンジをするそうです。こちらも全店扱いになるのではないでしょうか。
いずれにせよ今後ミニバンが残るのはトヨタだけになりそうだということです。
ホンダは国内専売モデルを廃止する?
ホンダでは噂情報によるとステップワゴンの次期型を開発していないということです。
これは本当かどうかは別にしてもホンダが国内向けに新型車を開発するのは無駄なのでそのリソースを海外向けの車種に振り分けるという話は信憑性があります。
例えばホンダアコードやホンダシビックなどは日本では全くと言って売れていません。月間にして1,000台売れているかどうか。しかしアメリカでは月間に2~3万台もの台数が売れています(※2017年データ)。アメリカ向けだけの販売台数で実に20~30倍の差があるわけで日本向けに車を開発するだけ無駄なのです。
またついにはホンダが軽自動車の開発もやめてしまった?という怪情報まで流れています。現状ではNBOXが日本で最も売れている車になってしまっていますが、それを放置してでも世界戦略車に開発リソースを振り分けた方が会社の利益としては桁違いとなるのです。
(真実かどうかは別にしても)ホンダが日本で最も売れているNBOXを辞めたとしても何ら不思議ではありません。
ですからおそらくはステップワゴンは辞めるでしょう。オデッセイも日本向け仕様は辞めると思います。北米向けのオデッセイは日本向け仕様と違って更に巨大なんですね。
日産は微妙だがセレナしか売れていない
日産に関しては日本向けの車種は訳が分かりません。会社が訳の分からないことになっているので仕方ないと思われます。
現状では日産はセレナしか売れていません。エルグランドはもうモデル廃止にするでしょう。
一部改良をやった感じですが誰も気付いておらず会社もゴタゴタで販売店にしわ寄せが行っている状況です。
奇跡的にe-Powerが成功したために何とか持っていますがこれがなかったら日産は日本では売る車が無かったのではないかと思われます。
今後の予想ラインナップは?
今後はトヨタのアルファード・ノア・シエンタの3種類しかミニバンが無くなりそうです。
今にホンダも日産もミニバンから撤退するかもしれません。
三菱のデリカD:5は生き残りそうですがあれはまた別のタイプなので特別枠といったところでしょうか。
日本ではSUVブームも余り来ていないですし(言うほど売れていない)軽自動車とハイブリッドカーだけになりそうな気がします。
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